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2017年9月26日 (火)

サユリスト

まだ新米の身ゆえか 隠居暮らしを始めてみると

過ぎ去った遠い昔の事どもが盛んに現れてくる。


きーポケが過ごしてきた 遠い昔というヤツが

別段 美しかったという訳でもないし

素晴らしかったという訳でもない。

だから 昔を懐かしみ、過ぎ去った過去たちを

美化しようという懐古主義者でもないが

きーポケの この頃は 何故だか盛んに

「まぼろし探偵」が現れてくる。



きーポケの中学・高校生の頃の ささやかな娯楽といえば

前にも書いたが、漫画本と映画だった。

漫画に関しては当ブログ内


【2017年9月 8日 の記事 例えば「まぼろし探偵」とか・・】

に書いている。


その頃の映画といえば

日活の石原裕次郎さんや小林旭さんらが活躍する

娯楽映画が全盛だった。


そんな映画の中でも

吉永小百合さんと浜田光夫さんの二人が主演する青春映画が

田舎者のキーポケの憧れの青春像であった。


吉永さんは輝いていた。


写真の説明、テレビドラマ「まぼろし探偵」の出演から数年後
日活映画にデビュー当時の吉永小百合さん・
Photo


吉永さんが若くしてブルーリボン賞主演女優賞を受賞した

映画「キューポラのある街」を始め、吉永さんは

浜田光夫さんとのコンビで数多くの映画に出演しているが

キーポケが一番好きだった映画が

1963年に上映された『泥だらけの純情』であっだ。


藤原審爾さんの短編小説を映画化したもので

きーポケが高校2年生の頃だったと思うが

続けて3回 小さな映画館へ通ったほど 夢中になった。


吉永さんは輝いていた。

日活映画『泥だらけの純情』の ワンシーン
2


新宿の盛り場でヤクザのチンピラ・次郎(浜田光夫)が

大使令嬢の女子高生(吉永小百合)を助けた事がきっかけで

身分違いの恋に落ちた。汚れを知らない真っ直ぐな令嬢と

ヤクザのチンピラの次郎との叶わぬ純愛を描き

最後は清く切なく終わる物語であった。


映画の最後に『 俺って 不器用だな・・』と

浜田光夫 演じるチンピラの次郎が

二人で追っていた折り鶴が二郎だけうまく折れず

そこで言ったセリフが

誰もいなくなった旅先の旅館の殺風景な部屋にながれて・・



やはり 切ないのであります。



そんな こんな、きーポケが中学生から高校生へと変わって

いくなかで、多くの吉永小百合さんの映画を観てきた。

気がつけば いつの間にか

キーポケも 世に言う「サユリスト」の一人であった。



自分にも人にも

いい加減な妥協など許さない 真摯で一途な瞳

こんな目で見つめられたらきーポケなど・・

トロリと溶けて しまう・・。

Photo_2

吉永さんは 輝いていた。


世の中は便利になって、「YouTube」で探せば

いつでもあの頃の吉永小百合さんに会える。

予告編 程度の映像だが

一途に輝いていた あの頃の吉永さんに 会える。


吉永さんは 輝いていた。

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