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2016年1月18日 (月)

仙厓さん

ウェブサイトを散歩していたら
仙厓 義梵という面白い人が 昔いた事を知った。
「センガイ ギボン」と読むようだ。


この仙厓さん、江戸時代後期の禅僧で 美濃で生まれ、なくなるまでの後半生を博多・聖福寺の住職として過ごし、博多の仙厓さん」と人々に呼ばれて慕われたという。

軽妙洒脱な筆致で描いた書画(画賛)を多く残しているみたい。

Photo


その仙厓さんが「老人六歌仙」という老人の偽らざる姿を詠んだ詩句を残していることを知った。



「老人六歌仙」


1,皺(しわ)がよる 黒子(ほくろ)ができる 腰曲がる
      
頭はげる ひげ白くなる

2,手は震(ふる)う 足はよろつく 歯は抜ける
     
耳は間こえず 目は疎(うと)くなる

3,身に添うは
 頭巾 襟巻 杖 眼鏡
     たんぽ温石 
尿瓶(しびん)  孫の手

4,聞きたがる 死にともながる 淋しがる
     心は曲がる 欲深くなる

5,くどくなる 気短くなる 愚痴になる

     出しゃばりたがる 世話焼きたがる


6,またしても 同じ話に 子を褒める
     
達者自慢に 人は嫌がる


Photo_2


年を重ねてくると顕著になってくる老人たちの日頃の立ち居振る舞いや 口うるさい言動などを、
仙厓さん流に画賛にまとめている。

「老い」は いずれ
誰にでも訪れるもので、だから肯定的に考え、「老い」を謳歌することを提案した指南書・・なのか?。

描かれた絵の老人達は、皆 おおらかで のびのびと、微笑ましいく描かれている・・。


隠居見習い中・・の私としては、もう他人事では ないのだ。

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