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2015年12月 8日 (火)

センダンの樹

芥川の土手沿いに大きな「センダン」の樹が枝を伸ばし、緑色からやや黄色に変わり始めた実が鈴なりになっている

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その下の堤道を歩きながら、いつも思う諺(ことわざ)がある。

栴檀(センダン)は 双葉より芳し 』

私が生まれ育った田舎の家の近くには、何本かの「センダン」の大木があって、秋になると決まって来る台風が過ぎ去った後には、強風によって飛ばされた「センダン」の枝が、青い実をつけたまま道路に散らばっている様子を今も思い出す。

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そんなあとの「センダン」の樹に残った実は、鳥でさえほとんど食する様子もなく、冬を迎え 葉が落ちたあとの黄土色に変色した実は、しおれたまま冬を過ぎて、新たな新芽が出始める春先の頃まで、わびしく残っていたりするイメージが私にはある。

そんな大した樹でもないように思える「センダン」の樹が、

何故 双葉より芳し・・となるのか?

いつものように
Webサイトで調べてみた。



栴檀(センダン)の樹は発芽のころから香気を放つ。

大成する人は幼少のときからすぐれているものだ・・という意味らしい。


しかし いつも見る「センダン」の樹が、
香気を放っていると感じたことは一度もなく、鈴なりの実にしても、何かの価値があるとも思えない

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ならば何故「センダン」の樹が、私でさえ知っているほどの諺に用いられているのか。

さらに詳しく調べてみた。


「センダン」についての名称の混乱はひどいらしく、しばしば間違いを引き起こしたらしい。

この諺の中で云う「センダン」の樹とは、
インドが原産地の白檀(びゃくだん)の樹のことで、中国では白檀のことを栴檀(センダン)という名で呼び、これらの香木は日本には存在していなかったという。

だから、諺に云う「センダン」は
白檀の樹の「センダン」であり、日本にある「センダン」の樹ではないと云う事のようなのだ。


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それで 一件落着・・スッキリした。



※但し、「センダン」の樹には・・
樹皮は虫下しに
葉は除虫剤に
実はひび、あかぎれ、整腸、鎮痛薬 などに
種は数珠・・などに利用され
また
沖縄県に自生する「センダン」の抽出成分が、インフルエンザウィルスを死滅させる事が証明されたとか・・知らんかった・・。

私なんかより はるかに人様の役に立ってるやんか・・。





今日の歩数・・・11,700歩。

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