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2015年12月14日 (月)

泣けた・・

アメリカのサンタクララに暮らす次女が、今年の11月15日に放映されたNHK BS1のスペシャル番組『戦争を継ぐ~山田洋次・84歳の挑戦~』の映像をYou Tubeで見られるとメールで教えてくれた。

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現在84歳になる「男はつらいよ」の山田洋次監督が、これが最後の監督作品となるかもしれないとの強い想いで作る、映画『母と暮らせば』の製作過程での監督や俳優、製作スタッフらとの1年間に及ぶドキュメンタリーであった。
戦争を肌で経験しているのは多分 84歳の山田監督 一人。

ほかの俳優やスタッフはその時代の空気を知らず、特に若い俳優やスタッフに至っては、生まれた時からすでに携帯電話のあった時代だから、監督や当時のことを知る人たちの助言などをもらいながら、長崎に原爆が落とされた時代の生活の雰囲気を想像し、当時の人々の意識を想い、丁寧に作られて行く。

長崎の原爆で息子を亡くした母親の元に亡霊となって現れた息子と、これまでの思い出話や、亡き息子の恋人だった娘のこれからの幸せを気にかけながら、たくさんの話をする・・そんな物語だが、このドキュメント番組の ほとんど終わりのころに、生き残った母親と息子の恋人だった娘との会話の場面があった。
( 恋人が死んで・・私だけが・・)
『うちは生きているのが申し訳ないの』
( それを聞いた息子の母親が・・)
『そんなこと言うもんじゃないの、口が裂けてもそんなことは』
・・・・
ここで一気に涙があふれ出て止まらなくなってしまった。
なぜ人間は戦争をするのか。

原爆の悲惨さは地獄だ。

二度とこんな地獄を味わいたくないし、味あわせたくない。

そんな想いで丁寧に丁寧に作ろうとする山田監督の意識とか感覚とかが、すごいと思うし、その期待に応えようとする主演の小百合ちゃんや他の若い出演者さん達も頑張って、みんなで丁寧に作ろうとしている姿に、つい泣けてしまった。

そして、山田監督がこの映画を作るきっかけを作られた、今は亡き井上ひさしさんも すごい。




泣けた、といえば・・

Photo_2

今、NHKのBSで山崎豊子原作の『大地の子』の再放送をやっている。1995年に日中共同制作で作られたドラマの何度目かのアンコール放送だ。
物語は中国残留孤児となって、中国人の両親に育てられた陸一心の波乱万丈の半生を描き、一心を川上隆也、生みの父親を仲代達矢が演じている。
このドラマは以前にも見ているはずだが、今回も見るたびに泣けてくる。

隣を見ると つれあいも、ティッシュを取って目頭をおさえているから、きっと同じように泣いているのだろう。

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