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2015年11月28日 (土)

「はっきりしない」

女優の原節子さんが亡くなったという。

小津安二郎監督の「東京物語」や成瀬巳喜男監督の「めし」など、多くの作品に出演した大女優さんだった。

Photo

・・・だった と云っても、
私の母親と同年代の女優さんだから、私は 原さんの若い頃の映画をリアルタイムで観た記憶はない。

「東京物語」などの原さんの映画をテレビなどで観ることはあるが、姿勢が良く凜とした女性の印象がある。






その映画を観たのは、私がまだ子供の、小学生か それよりも まだ小さかった頃のことだったと思う。

今では全く覚えていないが、不思議にワンシーンだけが微かな残像として残っている。

”山の中の谷川が流れるそばに旅館か何かが建っていて、そこに泊まっている若い男と女が話をしている・・”。

そんな遠い昔 観た映画の一場面を ぼんやりと思い出すことがある。

どこの映画館で観たのか、タイトルとか、俳優さんの名前とか顔とか、もちろん物語の内容なども、全く記憶に残っていない。


その映画の事は ときどき思い出すことがあったし、だから何となく気になって何度かパソコンでそれらしい映画を調べたこともあった。

原節子さんが出演した映画に「山の音」という作品があり、タイトルがそれっぽいと思うから映画の内容を調べてみたら、原作は川端康成で、”寝る時に山の音などが耳に残るようになった・・”、そんな老境に差し掛かった男の、息子の嫁(原さん)への一人想いの話のようで、ちょっと
印象が違うと思うけれど、どうにも「はっきりしない」。


JRがまだ国鉄の時代の1982年頃、上原謙さんと高峰三枝子さんが出演した「フルムーン夫婦グリーンパス」という国鉄の周遊チケットのテレビCMが放映された。

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その
高峰三枝子さんの若かりし頃の映画も調べてみたが、「高原の月」とか「懐かしのブルース」とか「湖畔の宿」等々、それらしいタイトルの映画は あるにはある。

特に
湖畔の宿」という映画、その挿入歌の歌詞が・・
山の淋しい 湖に ひとり来たのも 悲しい心
 胸のいたみに 耐えかねて きのうの夢と 焚きすてる
  
古い手紙の 薄けむり・・・」とあって

「・・きのうの夢と 焚きすてる 古い手紙の 薄けむり」という歌詞などは、私の僅かに残っているイメージと重なり合いそうだが、それでも どうにも決め付けられず「はっきりしない」。



他の女優さんの場合でも、壺井栄さん
の名作「二十四の瞳」の大石先生役をされた高峰秀子さんとか、顎のホクロが妖艶だった木暮実千代さんとか、出演された映画のタイトルを調べてみたが、どうにも今ひとつ決め手もなく、これも「はっきりしない」映画ばかり。

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あれもこれも、
なにしろ私の記憶が言葉に出来ないくらい おぼろげな映像だし、定かな事は何一つ無いのだから・・そりゃー もう「はっきりしない」のさ。




今日の歩数・・・7,900歩。

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