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2015年2月23日 (月)

文庫本『蜩ノ記』

好きな食べ物を 先に食べるか 後に食べるか・・人それぞれやろなぁ。

ネットの中古の本屋で10数冊まとめて購入し、その中で一番読みたいと思う文庫本を、私の場合 すぐには読まず、楽しみは後にまわす性格だから、何ヶ月か前に購入していて、読書コーナーの横の棚の上に飾っておいた葉室 麟さんの『蜩ノ記』(祥伝社文庫)を 読むことにした。
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第146回(2011年 下半期)の直木賞受賞作で、役所 広司さん主演の映画にもなった。
出来れば 映画になる前に文庫本を読みたかったが 、直木賞受賞作ということもあって、中古本といえど値段がなかなか安くならず、間に合わなかった。
映画そのものは観なくても、コマーシャルなどで映画での登場人物を知ってしまうと、本を読んでいても ついついその役者さんの顔が出てきて、イメージが決められてしまうのがイヤなのだ。
だから『蜩ノ記』を読んでいても、登場人物が役所広司さんや岡田准一さん、堀北真希さんや原田美枝子さんなどになってしまった。

そのことは別にしても・・
『蜩ノ記』を読み終わって・・・「うーん・・」 と 唸ってしまった。

物語自体、私が期待していたほど「ワクワク ドキドキしなかったやん・・」と、そんな読後感なのだ。
たしかに 今どきの書き下ろし時代小説などでは味わえない、どっしりと落ち着いた時代小説ではあるのだが・・。

何が どう?・・と言われても、むつかしい評論など出来るはずもなく、楽しく本を読むための”私なりの単純な基準”に、少し物足りなさを感じてしまうのだ。

物語自体が藤沢周平さんの『蝉しぐれ』(文春文庫)に どこか似ているような感じもしたし、そして あまりにも主人公が最後まで立派すぎて、ちょっと面白みに欠ける気もしたし、読んでいる私の悪者に対するウップンが晴れないまま終わらせたような気がするのだ。

多分 無い事だろうが、もしかして もしかして、この物語の10年後の話が続編として出版されたならば、私は大いに期待して読みたいと思ったりはしているのだ・・。


昨日までの禁煙日数・・・2年4ヶ月と26日。

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