« 栄ちゃん | トップページ | 文庫本「四万十川 殺意の水面」 »

2015年2月14日 (土)

文庫本・真田太平記(その2)

時代小説が好きな私だが、戦国時代の物語には あまり興味を感じていない。

ただ一つ 例外として、徳川 家康が ほぼ天下を治めた戦国の末期に、九度山に隠遁させられたが あくまでも親豊臣を貫く真田 幸村や大助、猿飛 佐助や霧隠 才蔵, そんな真田家の人たちの活躍を見たり聞いたりするとワクワクと胸が高鳴ってくる。

        Photo_4

昭和30年代初めの、私が子供だった頃の少年マンガ雑誌は まだ月刊誌の時代だったが、そんな雑誌には 真田 幸村や大助親子、佐助や才蔵とかの”真田十勇士”などが活躍する諸国漫遊記の漫画や読み物が多く掲載されていた。
明治から大正にかけて人気を博し、青少年や子供を対象にした娯楽読み物の文庫本「立川文庫」の影響が、私の子供の頃の少年マンガ雑誌にも まだ残っていていたのだろう。

そんな時代の漫画ばかりを読んでいた子供の頃を過ごしたから、真田 幸村や真田十勇士などの活躍に親しみと哀愁が湧いてくる。

池波 正太郎さんの文庫本『真田太平記』全12巻を読み終えた。
Photo
信州の小大名である真田 昌幸や その嫡子・信之、次男の幸村らを軸に、配下の忍者達の活躍や、秀吉や家康に代表される戦国時代の武将達らの史実と創作を巧みに織り交ぜた長大な物語だった。
私が子供だった頃に読んでいた漫画(立川文庫の影響を受けたと思われる)に登場した佐助や才蔵などとは、いささかイメージは異なっていたが それはそれでいい。

やはり “真田物”は面白い。

※ 「立川文庫」(たつかわぶんこ)とは・・・(写真を含めWebから引用する。)
Photo_2

明治末期から大正末期にかけて、大阪の「立川文明堂」が発行した少年向け娯楽読み物本で、テレビもラジオもない時代に、講釈師が大衆に語る「講談」での物語を、少年向けの読み物として文庫化したのが「立川文庫」だという。
現在の文庫本より少し小さな寸法で、明治44年に第1巻の「一休禅師」が出版された。
その後も「水戸黄門」、「大久保彦左衛門」、「荒木又右衛門」、「真田幸村」と立て続けに出版し、その後も ヒヒ退治の「岩見重太郎」とか諸国漫遊の「後藤又兵衛」とかが出版された。
特に人気が高かったのが「猿飛佐助」や「霧隠才蔵」といった真田十勇士の活躍物で、猿飛佐助というキャラクターは この立川文庫によって作られたとも云われている。
全197冊が出版され、よく売れたという。


今日の歩数・・・9,400歩。

昨日までの禁煙日数・・・2年4ヶ月と17日。

|

« 栄ちゃん | トップページ | 文庫本「四万十川 殺意の水面」 »

日々」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 文庫本・真田太平記(その2):

« 栄ちゃん | トップページ | 文庫本「四万十川 殺意の水面」 »