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2015年1月14日 (水)

市兵衛さんと一緒

一切 何もせず・・が 我が家のいつもの正月の過ごし方だが、草津に住む孫達の愛犬・ボストンテリアのユージを年末年始の間 預かる事になった。
だから、つれあいと交代で 一日に4、5回 散歩に連れ出したりした。

まあ、正月休みにする事と云えば それくらいで、だから 正月といえども暇な普段と変わりがなく、パソコンをカチャカチャしたり、読書コーナーのソファーに座って文庫本を読んだりしながら過ぎていった。

読書コーナーのソファー横の本棚には、読み終わったが 再度 読みたくなりそうな文庫本を並べて保存している。

この正月休み、未読の文庫本を読むのを ちょっと休んで、文庫の中で三本の指に入るくらい大好きな時代小説・辻堂 魁さんの「風の市兵衛」(祥伝社)シリーズを、本棚から取り出して 第1巻から再読をしている。

Photo

第1巻「風の市兵衛」
第2巻「雷神・風の市兵衛」
第3巻「帰り船・風の市兵衛」
第4巻「月夜行・風の市兵衛」
第5巻「天空の鷹・風の市兵衛」
第6巻「風立ちぬ(上)・風の市兵衛」
第7巻「風立ちぬ(下)・風の市兵衛」
第8巻「五分の魂・風の市兵衛」
第9巻「風塵(上)・風の市兵衛」
第10巻「風塵(下)・風の市兵衛」・・・今この巻の途中まで・・。

だから今、私は ずーっと市兵衛さんと一緒にいる。

主人公の 唐木 市兵衛 のイメージを 作者の辻堂 魁さんの作中での表現を借りれば・・・

『侍の年の頃は三十五、六。
五尺七、八寸(1m72cmくらい)ほどの上背に一見 瘦驅で、艶やかな総髪を麻の元結いで束ねて、頭に一文字の髷を結っていた。
いくぶん血の気の薄い頬のこけた白皙が、侍の風貌から厳めしさや逞しさのような印象を削いでいた。
目尻の尖った奥二重の目付きの鋭さを、さがり気味の濃い眉尻が和らげている。
鼻梁のやや高い鼻筋に大きめのきりりと閉じた唇の不釣り合い加減が、手習い塾を始めたばかりの新米師匠を思わせる顔立ちを作っていた。
火熨斗(ひのし・昔のアイロン)を効かせた古い紺羽織と細縞の小倉袴に大小を差し、白足袋と麻裏付きの草履を履いた風体は、貧乏暮らしなりに精一杯拵えた純朴さがうかがえた。・・・』と書かれている。

人のぬくもりを感じさせる暖かさと、誠実で飄々としていて親しみが沸き、剣をとれば、奈良 興福寺で学んだ “風の剣 ”の使い手でもある。
物語の主人公とはいえ出来過ぎた人物像かもしれないが、作者の辻堂 魁さんの丁寧な文体にも助けられて、市兵衛は清々しく爽やかである。


今日の歩数・・・9,400歩。

昨日までの禁煙日数・・・2年3ヶ月と17日。

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